Message from the ARF

ARF会長

ARF会長
Winfried Engelbrecht-Bresges
ARF会長
Winfried Engelbrecht-Bresges
アジア競馬連盟(ARF)執行協議会を代表して、2024年8月27日から9月1日に日本の札幌で開催される第40回アジア競馬会議(ARC)への歓迎のご挨拶を申し上げます。
1960年に初めて東京で開催されて以降、ARCは競馬の様々な機会や課題に対処するための国際的なフォーラムとして発展してきました。さらに重要なことに、ARCは競馬団体とステークホルダーの協力を促進し続けており、お互いに協力して共に強くなることを目指しています。

第40回記念大会が第1回の開催地である日本で開催されることは、これまで積み重ねてきた歴史を更に発展させる上で相応しいものです。

日本最北に位置する北海道の札幌は、1972年の冬季オリンピックの開催地として海外の方によく知られています。世界の競馬産業にとっては、全国の90%以上を占める700以上の生産牧場のある、日本のサラブレッド産業の中心地・北海道への入り口となっています。国際的にも、日本はサラブレッド生産において世界をリードする国の一つとなり、日本の競走馬は世界中で新たな頂点を目指しています。

今年はJRA創立70周年という大きな節目でもあります。創立以来、JRAの世界舞台での実績はますます強くなっています。イクイノックスが2023年ロンジンワールドベストレースホースを受賞し、ジャパンカップ (GⅠ)が2023年ロンジンワールドベストレースに選ばれたことが証明しているように、生産から競走に至るまで、日本競馬の力はまさに目を見張るものがあります。

私たちは日本中央競馬会と協力して、第40回ARCのためにエキサイティングなプログラムを用意しました。参加された方は、この素晴らしい機会に、ワールドクラスの競走馬を生産・育成するためにプロフェッショナルかつ献身的なケアが行われている様子を目にすることができるでしょう。

第40回ARCは”Be Connected, Stride Together”というテーマのもと、ARFメンバーと関係者のさらなる協力とパートナーシップをサポートし、このスポーツの末永い繁栄を確かなものにすることを目指しています。第40回ARCの開催において、日本中央競馬会に献身的なご尽力をいただいたことに心から感謝申し上げます。日本競馬の生産、文化、ホスピタリティを最高の形で示し、忘れられない体験をお届けできると確信しています。

2024年8月に札幌でお会いできることを楽しみにしています。私たちが再び手を携えて、明るい未来につながる大きく前向きな変化を生み出す場となることを期待しています。
ARF会長
Winfried Engelbrecht-Bresges
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